「今年こそ」実行するのは このわたし
誰もが思う「今年こそ」。
“思う”だけでなく、踏み出しましょう。
「今年こそ」実行するのは このわたし
This is the year to put thought into action.
生きることのむずかしさ ありがたさ
この一年はどんな年でしたか?
お念仏をとなえて心を静め、ゆっくりと振り返ってみましょう。
生きることのむずかしさ ありがたさ
Looking back, remember that, though sometimes hard, life is wonderful.
不足を数えず 感謝に生きる
ないものねだりより、持っているものへのまなざしを。
不足を数えず 感謝に生きる
Without complaining about what you lack, be grateful for what you have.
往生を願って 南無阿弥陀仏
お念仏とは、阿弥陀さまのお慈悲そのもの。
すべてをおまかせし、心安らかな毎日を。
往生を願って 南無阿弥陀仏
Putting complete reliance in Amida Buddha’s compassion, let us chant Namu Amida Butsu.
拝む姿 みな尊し
秋のお彼岸です。ぜひお寺参り、お墓参りを。
ご先祖さまを敬う姿は尊いものです。
拝む姿 みな尊し
The feeling of a reverntial posture is beautiful and wonderful.
思い出話も 供養となる
家族親類が集うお盆。思い出話に花が咲きますね。
極楽往生されたあの方も、きっと微笑んでいらっしゃいます。
思い出話も 供養となる
Fondly sharing memories is a fine the way to honor those who have passed away.
不思議な縁に導かれ
目に見えないつながりもまた、今のわたしを形づくるもの。
その大切さ、ありがたさを忘れずにいたいですね。
不思議な縁(えにし)に導かれ
Treasure unexpected relationships; they make you what you are.
微笑は 最良のおくりもの
あなたの微笑みは、きっと誰かの元気になります。
もちろんあなた自身の元気にも。
微笑(ほほえみ)は 最良のおくりもの
The gift of a smile is the best encouragement for others – and for yourself too.
感じていますか 風の薫り
新緑にそよぐ爽やかな風。
それを感じるこころのゆとりをいつも。
感じていますか 風の薫り
Always be sensitive to nature’s changes, like the fresh green and refreshing breezes of early summer.
広渡寺ホームページの『今月の標語』とおなじ標語が『浄土宗新聞』や『浄土宗月訓カレンダー』にも出ています、
5月の標語『感じていますか風の薫り』の解説を広渡寺副住職が『浄土宗新聞5月号』に載せています、ご紹介します。
先日、幼稚園に通うようになり、体力のついてきた娘と、近くの山に登りました。山登りといっても、遊歩道の整備された、子供の足でも30分ほどで登ることのできる小さな山です。頂上の展望台で町を見下ろしながら、「あそこがお寺で、あっちが幼稚園。向こうがいつも買い物をするスーパーで‥‥」心地よい風に吹かれながら、娘とそんな話をしていると、「あっ、お父さん、風からお山の匂いがするよ!」娘がそういいました。いわれてみると、確かに風から木や葉っぱの匂いが、かすかにするような気がしました。子どもは不思議なことをいうものだ。そう思いつつも、この私自身、子どもの頃には土や雨、川や海、さまざまな薫りを風から感じながら、毎日遊んでいたことを思い出しました。そして同時に、いつからそのような薫りを感じることがなくなったのだろうか?そう考えさせられました。
浄土宗をお開きになりました法然上人の詠まれたお歌に、「月かげの いたらぬさとは なけれども ながむる人の 心にぞすむ」というものがあります。浄土宗の宗歌にもなっている「月かげ」のお歌です。
月の光はどんなところへもくまなく届く。でも、その月の光を見ることができるのは、月を眺めようとしている人だけである。それと同じように、「南無阿弥陀仏ととなえる者は、だれひとり漏らすことなく、必ず極楽浄土に救いとる」そうお約束してくださった阿弥陀さまは、だれのもとへも、分け隔てなくお救いの手を差し伸べてくだっさている。だけど、阿弥陀さまのお救いを受けることができるのは、阿弥陀さまのことを信じ、極楽往生を願い、お念仏をおとなえする者だけである。そんな意味のお歌です。
私たちは、この慌しい毎日の中、風の薫りを感じなくなってしまうように、阿弥陀さまのお救いを信じる心、ついつい、忘れがちになってしまっているのかもしれません。しかし、今この瞬間も、阿弥陀さまは私たちのことを絶えず、見守ってくださっています。
一年のうちで、もっとも季候のいいといわれる5月。爽やかな青空を見上げ、風に新緑の薫りを感じながら、自分自身の信仰心をもう一度見つめ直してみましょう。時にはゆっくり立ち止まり、心にゆとりを持てば、きっと阿弥陀さまのお慈悲のお心を感じることができるはずです。是非、そんな時間を作ってみてはいかがでしょうか。
(静岡県函南町 廣渡寺 林泰裕)
今 できること できるかぎり
大切なのは完璧さではなく、精一杯向き合うこと。少しずつ、一歩ずつ。
今 できること できるかぎり
Without striving for immediate perfection, do your best now and move foward step by step.
ありがとう 心に 言葉に 行動に
感謝をされると、それだけでうれしいもの。そのよろこびを、まわりの人にも。
ありがとう 心に 言葉に 行動に
Let all yours words and deeds reveal the gratitude in your heart.
雪の下 新たな生命が 春を待つ
春を待つ芽には、冬を耐え忍ぶ力強さがあります。わたしたちもそれにならいたいもの。ほら。春はもう、すぐそこ。
雪の下 新たな生命が 春を待つ
Endure the snows becaouse, beneath them, new life awaits the coming of spring.