動かない鳥・ハシビロコウ
2017年04月
掛川花鳥園のハシビロコウです。
テレビの「志村動物園」でDAIGOさんが取材して紹介されました。
『ハシビロウ』
英名:Shoebill (靴のような嘴(くちばし))
学名:Balaeniceps rex (クジラ頭の王様)
「動かない鳥」として有名ですが、あまり動かないのには理由があります。野生ではアフリカのタンザニアにある湿地帯に暮らし、おもに魚を食べています。歩きまわると魚が怖がって逃げてしまうため、じっと動かず待ちぶせして魚を捕まえています。普段はゆっくり動きますが、魚を捕まえるときは俊敏です。また、全く動かないわけではなく飛びまわったり、歩きまわるなどイメージと異なる行動も見られます。鳴き声はあまり出さず、「クラッタリング」と呼ばれる行動をします。これはくちばし(嘴)をたたき合わせるように激しく開閉して大きな音を出す行動で、仲間とコミュニケーションをとる際に使われます。また、好きな相手には首を左右に振りながらおじぎをします。当園では担当スタッフに対して行いますが、お客様からおじぎをすると反応してくれる時もあるようです。みなさんも試してみて下さい!
(掛川花鳥園、説明文より)
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